CJじゃないよ、JJだよ
本当はインレー湖からシャン州の州都タウンジーへ行き、更に陸路でタチレクまで行来たかったのだが、タチレクへは飛行機でしか行けないと、どのバス会社の人も説明していた。
チェックポイントがいくつもあり、外国人は完全にアウトとの事…
これまで何人か現地の人間に話を聞いてきて、
「行けるよー」
という意見が何人かから聞こえてきたので、ぶっつけ本番で試してみようと思ってシャン州まで来たのだが、ダメ。
「ロンジー履いて地元の人っぽくしてるんじゃダメなの?」
と聞くと、
「IDカードの提示を求められる」
との答え。
「どこでIDカード作れるのよ?」
と無茶苦茶なこと言ってみたりもしたのだが、ダメでした。
仕方が無いのでルートを変更タチレクからタイに入国するのは諦める。といっても同じくメーソート・ミャワディ間でタイに入国してもつまらないので、南のバンコク・ダーウェイのコースを狙う。
インレー湖を後にし、取り敢えずマンダレーまで香港カップルと共に向かうことにした。マンダレーからシーポーという街の間に巨大な鉄橋があるという話をヴィエンチャンで会ったセーコさんに聞いていたので、それだけ見て後は南下しようと考えた。
マンダレー行きのバスはミャンマー最高のバス会社と評判のJJを利用する。若干高いだけあって、VIPバスは広々。しかし無茶苦茶寒い…配られたブランケットとレインコートとロンジーを身体に巻き巻きして寒さを凌ぐ。
JJには晩御飯が付いていたのだが、ShanNoodleを頼む。この日1日で合計4回食べたことになる。昨日も昼ごはんに一杯、晩御飯は焼きそばだったので、二日間麺しか食ってない…
さて、スカーレット(香港カップルの彼女さんの方)の調査によるとシーポー行きの電車は朝4:00との事。
あれ?
最後のがJJのやつ。一番うまくなかった。少ないからChinese Noodleなるものをもう1つ食べました。
JJのバスはオフィスの双子(17歳の女の子達)によると朝5:00着。
乗れないじゃん…
まぁ、いいか。
途中でバスを乗り換え、そちらのバスには各座席にディスプレイが搭載されている。
映画や音楽が視聴できる訳で、最近は飛行機もLCCしか使用しないので、こういうのはかなり久し振り!
さてさて、何を観ようかなと映画を物色していると結構色々ある。
アメコミは別に好きでは無いのだが、Session22で荻上チキがやたらアメリカンヒーローを推しているのでアベンジャーズを観ることにした。
ビルマ語でしたとさ…
そこそこ寝れた。
当然暗闇の中マンダレーに到着。ここで香港カップルとはお別れになる、彼らは既にゲストハウスを予約しているとの事。優しいので駅まで一緒について来てくれた。バスを降りて駅までは30秒、近いです。
さて、これからどこに行こうかなと思い時計を見ると、
「2:53」
え?早!
何が5:00だね。
便所に行き、シーポー行きのチケットを購入。1700kyat。