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秘境?

 約三ヶ月の旅の最終漂着地、それはネパールだった。

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はずなのだが、日本に入る前に最後に訪れた国は乗り継ぎのために訪れたマレーシア・クアラルンプールで会った。

 とはいえ、空港からは出なかったし、その前にもやってきた場所であるから、気持ちの上ではカトマンドゥが旅の最後の場所。

 

 一度行ってしまうと、なんとなく景色のイメージが生まれてきて、言葉が通じなくともどことなく身近に感じる。一方で行く前に抱いていた漠然としたまだ見ぬ地への期待感、秘境感というものは失われて行ってしまう。それは寂しいようでもあり、嬉しくもある。現実としての他者の存在を認知できるとそこは私にとっての現実になる、そうやって私の世界は広がっていった。

 

 カトマンドゥでは助けてくれる人がいた、それはとても心強いことで見知らぬ地を楽しむには協力者の存在は大きい。

 さて、ニワトリを締めそびれた私は、砂埃と排気ガスの混じり合う空気を満喫しながらカトマンドゥ国際空港方面に向かうバスに乗った。ネパールのバスは見た目はボロいし、汚れているが中々乗っていて楽しい。この国のジェンダーに対する感覚がどのようなものなのかは詳しくはわからないが、バスには女性専用の座席がある。文字の読めないよそ者の私は残念ながら女性専用席に座ってしまうことが度々会った。女性はそれを自分の当然の権利として私に主張してくる。

 空港の出国カードには性の項目が3項目ある。

 

 素晴らしいじゃないですかネパール。

 

 空港のショボさは世界でも群を抜いていることは間違いないが…

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