日本車ども

タイからビルマにやって来て、よく目につくのが日本車。
と言っても当然東南アジアのどの国でも走っている車の多分80%以上は日本車だろう。
しかしビルマで特に目に付くのが、かつて日本で使われ、活躍の場を海外に移している中古車達の姿だ。


南米も特にボリビアでは極彩色で彩られたバスの車内は『乗降中』のランプがあったり『注意』と書いてあったりと、きっと私が生まれる前に日本で現役であったに違い無い車が多く走っていた。

ここビルマもかなり多くの車がそういった日本の痕跡をとどめている。
土建屋の名が印字された車、某有名運送業車の名前の入ったトラックなどだ。
比較的新しい車(ホンダのFITとか)も見るが、それらもバックに排気量に関する審査のステッカーが貼ってあり、日本で使われた事がよく分かる。

ビルマは右側通行にも関わらず、それらの車達は右ハンドルのまま使われているのが面白い。