八ヶ岳に行ったら
気がついたら最後に更新してからひと月以上が経っているようで、自分の飽き性(飽き性なのか単に意志が弱いのか…)にほとほと呆れてしまった。
しかも7月に帰ってきた海外旅行の記事はネパールの山の中で止まっているし、8月の北海道ヒッチハイクの旅はまだ札幌に着いただけ…
ネパールの山からはとっくに降りてきているし、北海道からもヒッチハイクで帰ってきた。別にどこの誰が読んでいるのかはわからないが、それでもこのブログを見つけた人は、「なんて中途半端な人間なのだろうか!」と思うにちがいない。
その指摘は間違っていないし、否定もしない。
以前南米旅行のブログも書いたがそれなんてもっとひどい。
どちらかというと自分はコツコツやるタイプだとかつては思っていた。いや実はまだそう思っている。夏休みの宿題とかは計画的に終了させていたタイプ。最後に泣く思いをして徹夜で完成させるとかそういう最後に帳尻を合わせる人とかを見て、どうしてコツコツやれないのかな?などと思っていたタイプ。多分自分がインターネットというものにあまりコミットしていない結果、こうして寸断されたブログをネット上にさらすことになっているのではないかと思うが、大した数の人間が読んでいるわけでもないこんなブログが寸断されていたところで困る人間はいないだろう。強いて言うならば私という人間が自分というもののために自己肯定的に積み重ねていくだけで、それ以外に意味はないのかもしれない。
いや、もしかしたらどこかで誰かが旅に出ようとした時に、参考にするためキーワードをブラウザで検索した時にヒットするかもしれない。ゼロに近い可能性かもしれないが、とりあえずその手助けになりうるかもしれなくもない情報をウェブ上に上げることは有意義と言えないこともなくもないかもしれない。最近東浩紀のクォンタムファミリーズを読んだばかりで頭の中がそれ色になっているから、こういう無駄な記事の集積がどこかのパラレルワールドに何か影響を及ぼしうるのではないかと心配している。という妄想。
本当はネパールの山から下った話を書くつもりであったが、ここまで書いて疲れてしまったので、それはまたいつか。
と思ったが簡単に書くと、ゴレパニから翌日朝プーンヒルと呼ばれる丘(と言っても標高3000m以上)に登るもガスっていて何も見えず下山。途中の村でまったり過ごそうかなんて考えてたけど、再び約2000m下がりタトパニへ来た。
そこで温泉に入って極楽気分。昔ここにはスルジェ館なる有名な日本人とネパール人の奥さんの営む宿があったそうな。ドリームの家でその人の本を斜め読みした。
道はとても悪く、何時間か忘れたが半日くらいバスに揺られてポカラに帰った。
ヒマラヤを見に来たというのにほとんど見えず(下山中アンナプルナらしき山の山頂が少し見えて幸せな気持ちになったが)、雨季だから仕方がないので冬にもう一度雇用などと決心したが、今年の冬にもう一度ネパールに行くお金は貯まりそうにない今日この頃。
話は変わるが9月の下旬に赤岳に登ったのだが、やたら雨の多い2016年9月だったが運良く晴れた。
その景色は最高でした。という話でした。