山から下りてきました。

チェンマイに戻ってきた!
と言ってもミャンマーへ行く為に一泊するだけなので、長居はしない。

朝6:30のバスに乗りチェンマイへ。
運転手が下手くそすぎて吐きそうな状態で約2時間、街に出てくるとやはり暑い、空気が悪い…
何故かドイツ人達も今日みんなPaiに向かうとの事でゲルマン民族大移動。
途中でバスを乗り換えるのでチェンマイに着く前に別れ、チェンマイでは再び1人。

しかし!今回はチェンマイに滞在しているはずのボランティア仲間が2人いるはずだから寂しく無い!!はず。

前回泊まっていた中国系の宿は100バーツと安いのだが雰囲気がよろしくなかったので、自転車こいでいるときに見た別の100バーツの宿をうろ憶えながらに探す事にした。北門で降ろしてもらいそのまま真っ直ぐ南に下って少し歩くと宿があった。部屋の値段が書かれた紙がぶら下がっていたのだが
「DORM70」
は?
一泊70バーツ?
安すぎだろ!?

チェンライの宿が90バーツでそれが今回の旅の最安だったが、それを更新する70バーツ。
無愛想なおばちゃんが受付だったが、70バーツだから関係無い!
6人部屋には誰もおらず4階で向かいはお寺で地味に眺めが良い。
荷物を置き、早速チェンマイにいるであろうPeiに連絡を取る。

彼女はマレーシアから来ていて、チェンマイタイ語の勉強をしている。
特に目的があってタイ語の勉強をしている訳ではなくただ滞在費が安いからという理由でタイを選んだそうな。

取り敢えずお昼ご飯へ

Blue Diamondというベジタリアンレストラン。
フランス人の映画屋さんのギョーム(彼もファームにボランティアで来ていて、一緒にお坊さんにインタビューした)に教えてもらったとの事だが、客は殆ど欧米人。
街の安い食堂よりも若干高くパッタイは80バーツしたのだが、量が普通の2,3倍ある。そして美味い。
ココナッツシェイクは甘さ控えめで、どちらかというとヨーグルト的な酸味があった。美味い。

チェンマイは暑いのでレストランで駄弁って時間を潰す。Peiと話しながらクアラルンプールからインド・コルカタ行きのチケットをネットで購入した。
元々はバンコクから行こうと考えていたのだが、安いチケットがspicejetと、drukairという耳馴染みの無い航空会社だったもんで、何となく信用の置けるAirAsiaのチケットを買おうと思ったら、バンコクからコルカタはクアラルンプール乗り換え。
しかも、別々に買ったほうが安い。だったら陸路で行ってみようか?と考えを改めチケットを購入。
その前にネパールから日本への帰国のチケットも買っていたので、後はインドからネパールだけ買ってしまえば一安心。

後三回のフライトがあると考えると、やはり荷物はキャリーオンだけにしたい。郵便局で日本への郵送料を尋ねると5kgを最安の船便で送ると約1000バーツ。最速の便だと約倍。

今のうちにお土産買っといてバンコクから送るか。

という事でそれから暫くお買い物。大きなマーケットは街の中心部から出たところにあるので、結構な時間を歩き回り疲れてしまった。
中心部へ戻る途中ムエタイのチケットを売るダフ屋のおっちゃんがいたので、せっかくだから購入。夜に見に行く事にした。

Peiと一旦別れ宿に戻ると、チェンマイにいるもう1人のボランティア仲間のRoxyからメッセージがあり、今バイクですれ違ったという。呼び出しをくらい来た道を戻ると事に。

Roxyはルーマニア人。ルーマニアドラキュラ伝説発祥の地。


カウチサーフィンで知り合ったお友達が一緒に居て、彼女はチェンマイでコーヒーショップを営んでいるらしいのだが、なんと昔はミャンマーとの国境地帯で闇のお仕事をしていたとか…

美味しいジュース屋さんに連れてって貰い、パイナップルとライチとミントのジュースを頼む。店のおばちゃんに
「砂糖は?」
と聞かれたので
「無しで」
と答えると。
「酸っぱいよ」
との事。
じゃあちょっとだけ砂糖を…と頼んだのだが、Roxyは
「砂糖無し」

結果的に砂糖入ってた方が段違いに美味かったのは言うまでも無い。

久し振りの街での生活。タイも至る所にセブンイレブンがあり、不便はしない。そういった意味ではお寺がいっぱいあるのと、タイ人だらけなのを除けばあまり日本と変わらない。