ヒマラヤトレッキング ナヤプルからゴレパニへ
カトマンズを出発しようやくポカラに到着した頃にはすでに日も沈みかかり、時間も7時を回っていた。
ドリームの家を出たのが朝6時より少し前だったことを考えるとかれこれ12時間以上かかりポカラに到着した。バンの到着地点からさらにローカルバスに乗り換え少しするとレイクサイドに到着した。ポカラはネパールのトレッキングの中心地で宿泊施設も多い。それらのほとんどがこのレイクサイドに集中している。
何軒か尋ねて回り、中国人の経営しているゲストハウスが一番安かったのでそこにした。ドミトリーで300ルピー、ベッドの数は4つだが誰もいないのでとても快適。
横のレストランで夕食をとった。久しぶりの中華で中々美味しかったが、麻婆豆腐の量が多すぎ。複数人で来て分け合って食べるんだろうな…
翌朝は5時頃に起き出し北の方にあるバスターミナルへ。そこからバスに揺られること2時間。ナヤプルという小さな集落で降り、トレッキングスタート!
ナヤプルで降りたのは私ともう一人で話をするとポカラで色々な事業を展開しているという社長さん。トレッキングを始める前にオフィスがあり、そこで許可証を提示して登山道に入る。
ナヤプルだけで二回のチェックがあり、その後も山の上と下山中数カ所でチェックがあった。
社長さんは道の途中にある村で葬式に出るためにやってきそうだ。
最初の2,3時間は車も通れる道で緩やかな登りであった。
それを過ぎると一気に急な石段が続いていく、標高も2000mを超えてきて徐々に辛くなってきた。朝は早く出たので、日が沈むまでは時間がある。辛いのでそろそろ次の村で一泊しよう…などと歩きながら考えていたのだが、そこに着くとまだ先まで行けそうだと思い直し、結局ゴレパ二に到着した。ゴレパニは標高がおよそ2900mでナヤプルから1800mほど上がったことになる。
地球の歩き方ではここまで来るのに1泊2日を要しているがその道を1日できた。
ゴレパ二には多くの宿があり、ヒマラヤの山小屋は1泊100ルピーほどで泊まれる。
そこにホットシャワー代などが加算されるのだが、驚くなかれどの山小屋にもwifiが常備されている。wifiの使用料も100ルピー。
食事は当然山の上で割高である。
パンとかクッキーとかいっぱい買っていったのだが、甘いものがあまり美味しくないので結局宿でご飯を食べる。ダルバートは普通におかわりも出来るみたい。