ネパールでお引越し
カトマンズではドリーム宅にお世話になっている。今年の4月からお仕事でネパールに赴任してきた彼のお家は職場の代表宅の最上階ワンフロアー。
しかし、着いてそうそうに、
「引っ越すよ!!」
との事。
こちらのお家、寝ているのは膝を強打して悶絶している私。
私は3年ほど前に半年ほど引越し屋さんでバイトしていた。大学生の選ぶきついバイトワーストスリー常連の引越しバイト。スーパーハードでもう二度とお仕事としてやりたくは無い(もう一つワースト常連の深夜の工場バイトも一時期やったが、朝型人間の私には向かんです)。
とは言え、自分や友達の引越しを手伝うのは結構楽しい。という事で、カトマンズでお引越し!!
ネパールではこの様に物を運ぶ。ビルマやインドとは違い、頭の上ではなく額で支えるというスタイル。重ければ重いほど支えるために前傾姿勢にならなければならない。
そのため前はほとんど見えないというデメリット、中々街中をこの様に歩くのはきつい。
さて、いざ引越し!
この様な形で幾度も往復してタンスや冷蔵庫を……
運ぶ訳ではない。
当然車です。
とは言え、ドリームはまだ個人的に冷蔵庫やタンスなどの家具を所有しておらず、基本的に衣類や本など細々としたもの。これなら簡単!
街でトラックを借りると大体2000ルピー程とのこと。しかし、そんな大きなものでなくても大丈夫だろう。
という事で、乗用車で引越しをする事にした。
まず普通のタクシーではちと狭いだろうということで、そこらへんに停まってる日本であれば軽自動車であろう小さなバンを見つけ、手当たり次第に持ち主に声をかけ、貸してくれるか交渉!!
持ち主を発見するのに手間取ったり、聞いたけど、全然そんな雰囲気でなかったり、捜査は難航したが個人商店のおっちゃんが1000ルピーでオッケーとの事。そこから値切り交渉がスタートし700ルピーになった。
しかし、それでもまだちょっとお高い…
取り敢えず普通のタクシーに声をかけ、往復でやったら幾らになるか聞いてみることにした。
……
色々交渉の結果、二台を借り1発で運ぶという新しい手法が編み出された。気になるお値段は600ルピー。100ルピーお安い。
二台のタクシーでお家へGO!
前もって軒先きに出しておいた荷物を見た私……
「一台で行けんじゃね?…」
という事でやってみる事に…
入ったぁ!
もう一台どうしよう…
結局100ルピーを無駄足になってしまったドライバーに支払い問題解決!
という事で、合計400ルピーで引越しの移動が可能になった!
こんな感じ。
後部座席に見えるスーツケースの裏に私がいる…
顔
という事ですんなりと引越しが済んだのでしたとさ。